静をまとう山中柔太朗 × 野性派・髙松アロハ、それぞれの現在地
13 Feb 2026
グループの枠を超え、それぞれのフィールドで活躍するふたりが、いま交差する。山中柔太朗(M!LK)と、髙松アロハ(超特急)。俳優やモデルとしてキャリアを重ねるなかで、山中は端正な佇まいと凪いだ眼差しで、人の視線を引き寄せる。一方の髙松は、野性味とエネルギーを纏い、周りの空気を巻き込んでゆく。対照的な魅力を持ちながら、ふたりに共通するのは「生き方の男前さ」だ。山中は、他人の評価ではなく自分に自信を持つことだと言い切る、しなやかな強さを持ち、髙松には努力を惜しまず真正面から挑み続ける、少年のような強さがある。異なる形の個性が響き合いながら、静かに、しかし力強く、上へと向かっている。
JYUTARO YAMANAKA
─ CYAN MANへの登場は今回で3回目で最多出演となりました!
え、僕が最多!? 本当ですか!? 嬉しいです! 普段やらないメイクやスタイリングをいろいろやらせてもらえるので毎回楽しみなんですけど、今回は水色のネイルが新鮮で印象的でした。
─ 最近のお気に入り美容グッズはありますか?
ダーマレーザーのパックです。意外と今までパックをそんなに使ってこなかったんですけど、2~3分でいいので時短になるし、いろいろやらなくても一個で十分ケアできるから、よく使っています。冬の保湿にもぴったりです。
─ ヘアケアのこだわりはありますか?
ハイトーンが多いのでシャンプーは美容師さんと相談してこだわって選んでいます。あとは、オイルが肌につくのが苦手なので、ヘアクリームを選ぶようにしています。お仕事のヘアセットは自分でやっていた時期もあったんですが、最近はプロの方にやってもらうことが多くて。でも一緒に自分のスタイルを見つけていく作業は楽しいです。ヘアにこだわりがあるメンバーは佐野(勇斗)と塩﨑(太智)。あのふたりは何に対してもこだわりが強いんです(笑)。
─ 忙しいなかで、ビジュ良く保つコツはありますか?
サボらないことです。メイクしたまま寝落ちしちゃうとかはしないし、ヘアケアもスキンケアも一応ひと通りやるようにしています。マインド面では何も気にしないことです。正直、かっこいいとかかっこよくないとかも気にしないです。ビジュが良くても良くなくても、自信を持って日々生きるのがいいのではないかと思います。
─ ストレス解消法はありますか?
昨日の夜ちょうど考えてたんです。いつもはゲームしたりサッカーしたりするんですけど、最近はなかなか時間がとれなくて、どうしようかなと……。でもメンバーと一緒にいることかもしれません。昨日M!LKの仕事があって結構遅い時間までやっていたんですけど、全然苦じゃなく、むしろ楽しくて。仕事は仕事でも、友達といるような感覚というか。楽屋もうるさいんですけど、だいたい笑っているのでそれが楽しいです。

─ 2025年はどんな年でしたか?
2025年は本当にいろいろ環境が変わって、信じられないくらい一瞬でした。この一年が今までの人生でいちばん早かったかもしれないっていうくらい、何をやっているのか気づかず終わっちゃう感覚です。「イイじゃん」をきっかけに、ありがたいことにお仕事もたくさんいただくようになってM!LKの結束力もより強くなった気がします。メンバー同士で「体調崩すなよ」とか連絡したり、逆にもらったり。「年末まで駆け抜けよう」って(曽野)舜太から急に熱いメッセージもきましたね(笑)。忙しい時期でも誰も腐らずにやってくれたことが今に繋がったかなと思います。俳優としても今年本当にたくさんの作品にめぐり合えて、俳優として成長できた年でした。これからも止まることなくお芝居にも向き合っていきたいと思います。
─ 2026年はどんな年になりそうですか?
いちばん大事だと言ってもいい年だと思っています。ありがたいことに本当にたくさんの方に知っていただけた2025年だったので、それをどう定着させて日本のアイドルとして大きくなれるのかが鍵になると思います。『NHK紅白歌合戦』にも出演させていただきますが、絶対2回目も出たいですし、M!LKで東京ドーム公演もしたいです。よりM!LKがみなさんの身近にある年にしたいです。

─ 2026年2月には主演映画『純愛上等!』が公開されますね。演じられた佐藤美鶴役はどんな役でしたか?
クールで大人しく、周りから怖がられているキャラクターですが、映画を観ていくうちに佐藤美鶴がどんな人か明らかになっていくので、その辺のギャップも含め、楽しみにしていただけたらと思います。美鶴はあまり感情を表に出さないのですが、僕も前まではそっちのタイプで。今でこそ出せるようになりましたけど、その部分に昔の自分との共通点を感じました。
─ 共演された髙松アロハさんとはEBiDAN仲間ですが、照れはありましたか?
意外となかったです。逆に以前の共演から期間が空いていたので、最初は敬語交じりくらいの距離感でした。でも撮影を通して徐々に関係が深まったと思います。アロハくんはおちゃらけてテンション高いイメージがあったんですけど(笑)、全然そんなことはなく。意外と僕に合わせてくれて、そこにアロハくんの優しさをすごく感じました。今ではお互いのグループの話やプライベートな話もするようになりました。
─ 最後に髙松さんにメッセージをお願いします。
僕もサーフィンをやってみたいので、今度サーフィンを教えてほしいです!
ALOHA TAKAMATSU
─ 撮影はいかがでしたか?
今回、僕の普段のファッションと似ているところが多くて、自然体に着こなすことが出来たんじゃないかなと思います! 最近は綺麗めなファッションにも挑戦しようかなと思ってるんですけど、やっぱりストリートファッションがしっくりきますね。
─ 一般的になってきた男性メイクに対してどのような考えをお持ちですか?
僕はすごくいいと思います。最近SNSで男性がメイクしている投稿をよく見ますし、ファンの方からも「こういうメイクしてるところ見たい」とか、「ちょっと変わったメイクしてるの見たい」と言ってくださる方も多くて、メンズメイクへの関心が高くなってると思います。なのでどんどん流行っていくべきだと思いますね。
─ お仕事のメイクでこだわりはありますか?
踊るときはアイラインを濃くしてもらいます。僕、一重だからそのままだと目が小さく見えてしまうんです。なのでライブのときは気持ち濃くしてもらっています。
─ 美容ルーティーンはありますか?
最近はお風呂上がりに美顔器を使うようにしています。メイク前にしか使ってなかったんですけど、ヘアメイクさんが「お風呂上がりに使った方がいいよ」と教えてくださったのでやってみることにしたんです。電気バリブラシ系で、めちゃめちゃ強いやつを使ってます。
─ お気に入りの香りはありますか?
あまり強すぎる香りが得意ではないので、さりげなく香るようなヒノキ、柑橘系の自然な香りが好きです。時期やその日のファッションによって香りを替えたりしてます。あとはメンバーのつけてる香りがいいなって思って、同じものを使ったりもしてて、今はシューヤ(志村秀哉)に聞いたのと同じ香水を使ってるんですけど、いつの間にか僕の方がヘビロテしています(笑)。
─ 今日も楽しく撮影させていただきましたが、ご自身の性格を一言で表すと?
お茶目! でも、真面目だと思います。自分で言うのもあれですけど、真面目さが芯にあります。あとはめっちゃポジティブです。もちろん今までに挫折をたくさん経験してきましたけど、すべてを糧にできることが僕の強みだと思っていて。そのためには自分が最高だと思い続けることが大事で、どんなに挫折しまくっても諦めず、自分自身を褒めながら目標に向かって頑張ってきたから今があると思っています。

─ 2025年を振り返ると、どんな年でしたか?
2025年は本当にありがたいことに、いろんなお仕事に挑戦させてもらいました。お芝居もそうですけど、初めてモデルとしてランウェイを歩いたり。いつも一年って短いなと思っていたんですけど、2025年は結構長い一年だったなと僕のなかでは感じます。映画の撮影もそうですし、初めてのことが多くて刺激的な一年でした。
─ 2026年はどんな年にしたいですか?
2026年は、応援してくれるファンのみんなのリクエストに応えていきたいです。ファンのひとりひとりが僕の見たい姿がそれぞれあると思うので、「これを見たい「」こういうのやってほしい」といういろんな声にも応えていきたいです。あとは、普段からとりあえずなんでも挑戦してみていろんな“チャンネル”を持つようにしているんですけど、これからもどんどん新しい自分を見せていきたいですね。ファンのみんなには感謝してるので、もっと恩返しをしていきたいです。
─ 映画『純愛上等!』の亀井円はどんな役でしたか? また演じるうえで自分との共通点はありましたか?
僕が演じる亀井円は、見た目はやんちゃそうだけど、中身は意外と仲間思いで外見とは真逆の性格。円の左右されやすいが故に性格がコロコロ変わるところも見どころです。喧嘩のシーンで、円は殴るよりもどちらかというと運動神経を使ってかわしていくタイプなんです。その円の運動神経の良さが僕との共通点だったと思います。

─ 今回、気心知れている同じEBiDANチームのメンバー山中柔太朗さんとW主演ですが、照れはなかったですか?
照れは全然なかったですけど、かなり近い距離であの顔面を見た時はさすがにちょっと照れましたね。「柔太朗くんってかっけーなー」って。男でも惚れる顔です!
─ 最後に、山中さんに一言お願いします。
もちろん俳優の柔太朗くんもそうですけど、M!LKの柔太朗くんも、これからEBiDANを引っ張っていく一人だと思います。年下とはいえ、僕には持っていないものが多すぎてすごく尊敬できる人間ですし、いつまでも憧れの存在でいてほしいです!
山中柔太朗
2001年生まれ、栃木県出身。映画『あたしの!』、『君がトクベツ』などの話題作に出演するほか、Prime Video『人間標本』、WOWOW『北方謙三水滸伝』への出演が控えるなど、今最注目のネクストブレイク俳優。ボーカルダンスユニット・M!LKのメンバー。
髙松アロハ
2000年生まれ、神奈川県出身。2022年に超特急の新メンバーとして加入。ドラマ『4月の東京は…』(MBSほか)でW主演を務め俳優として活躍する傍ら、鍛え抜かれた身体と得意のスケボーなど運動神経を活かし、『最強スポーツ男子頂上決戦2024』(TBS系)に挑戦。さらに『TGC』で初ランウェイを披露するなどマルチに活躍。1月放送ドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』(日本テレビ系)、『ゲームチェンジ』(BS-TBS)の2作品に出演が決定している。映画『純愛上等!』で山中柔太朗とW主演を務める。
Photography KYOHEI NAGANO @TRON
Hair & Makeup OYA, SUGA NAKATA @GLEAM
Styling RUI GOTO
Edit & Interview YUKA ENOMOTO
Text SHIHO TOKIZAWA
こちらの情報は『CYAN MAN 2026年2月号』に掲載された内容を再編集したものです。