ROIROM、素のふたりを覗ける仲良しトークと“これからの話”

今年、新たなスタートラインに立った本多大夢と浜川路己によるユニット・ROIROM。オーディション番組を通して強い注目を集めてきたふたりが合流したことは、大きなインパクトをもって受け止められた。華やかで中性的な顔立ちは印象的だが、彼らの本質はその奥にある。早くから評価されてきたのは、積み上げてきた確かなパフォーマンス力と、舞台に立った瞬間に空気を変える存在感だ。何をやるべきか、どう在りたいか。表現への向き合い方は驕ることなく、シンプルで削ぎ落とされている。完成形ではなく、進化の途中にある美。そのプロセスこそが、ROIROMをいま最も魅力的に映し出している。


─ 撮影はいかがでしたか?

本多大夢(以下H)僕たち、どちらかというときっちりしたスタイルが多いので、今日みたいにラフなスタイルが新鮮でした。撮影も自然体で撮影させてもらえてすごく楽しかったです。
浜川路己(以下R)本当だね! こんなにカジュアルで抜け感のある雰囲気は珍しいよね。髪型も新しかったですし、ファッションもあんなにレイヤードして着るのも初めてだったので、すごく貴重な体験でした。私服でも真似してみたいです!

─ 私服ではどういったスタイルが多いですか?

H 結構いろんな格好をします。ストリートな格好もしますし、予定や場所に合わせて服を替えるのが好きで、日によってテンションが全然違います。移動が多い日はやっぱりスウェットを選びがちなんですが、ダル着になっちゃうのは嫌なので、それこそカチッとしたアイテムとレイヤードして着たりしています。
R 僕は今日着させてもらったジャケットスタイルが“プレッピー”がテーマだと聞いて、プレッピーというものを学んだところなんですけど(笑)、さっきPinterestで調べてたら、僕好みのスタイルがいっぱい出てきて、「僕が好きなのってプレッピーなんだ」って発見しました! あとはストリートスタイルも好きなので、その2択が多いです。

─ お仕事時のメイクのこだわりはありますか?

H 眉毛ですかね。顔がわりと中性的なので、眉毛を結構ガッツリ描いていただいた方が男らしくなれるんです。ガーリーな服装とかかわいらしいメイクのときは、眉毛だけ男らしくしたら、ちょうどいい塩梅になります。
R 僕は陰影の入れ方ですね。服も白系のときは反射するので、陰影を強めに入れて自然に見せることを意識してます。

─ プライベートでメイクをすることはありますか?

H 結構する方だと思います。軽く小鼻やクマをカバーしたり、艶を出すナチュラルなメイクもします。昔、海外のオーディションに行っていた頃は、例えば中華系のメイクって男性メイクでもくっきりはっきり見せる派手なメイクが主流でそれをやっていたのですが、日本に帰ってきてやっぱりナチュラルな感じもいいなって思って、ナチュラルなんだけど盛れるメイクを一時期よく調べて勉強していました。
R 僕も大夢くんと同じで、海外に行っていた時期やオーディションを受けていた頃は、自分でメイクする機会も多かったので、その時期にいろいろ教えていただきました。アイシャドウも最初は自分に何色が似合うのかわからなかったんですけど、「路己くんはまぶたが元々オレンジっぽいからオレンジ系が似合うよ」と言われて、ひとつずつ学んでいきました。でも学んだうえで思うのは、最終的には自分がテンションが上がるのがいちばんいいんじゃないかと思います。周りを本当に気にせずというか、自分が好きな色がいちばんかなと思います。

─ スキンケアでこだわりはありますか?

R 美容液、化粧水、あと乳液ではなくてゲル。この3つでだいぶ調子が良くなりました。クリームまでいくとたぶん僕の肌に合わなくて、ゲルで止めると調子がいいんです。化粧水はさっぱりじゃなくてしっとり派で、逆に蓋はそこまで強くないものっていうバランスがいいみたいです。
H 僕は乾燥肌なので、いかに乾燥から遠ざけるか、保湿をするかっていうところで行き着いた結果、洗顔をあまりしすぎないということにこだわっています。夜やメイクしたときにはもちろん洗顔フォームや酵素クレンジングとかできちんと汚れを落とすのですが、朝は冷たい水だけで洗っています。
R 乾燥対策も大切だよね。例えばリハーサルのときは濡れマスクを使ったり、家でも基本的にずっと加湿しています。あとちょっと関係ないですけど、最近うがいを始めました(笑)。
H え、してなかったの?
R うがい薬を使ったことがなかったんです。体調崩せないなと思って真面目にやるようになりました。

─ 好きな香りはありますか?

H 重めで甘い香りが好きで、ムスク系ですね。冬になると重い香りをつけたくなります。
R 確かに甘いのつけてるよね。僕は自然系の匂いが好きです。夏は葉っぱとか青々とした匂い、冬はウッディー系が好きです。

─ 体づくりで気をつけていることはありますか?

R やっぱり太らないようには気をつけてます。僕、大きくしようと思ったら3日で10キロとか余裕でいけちゃうタイプなんです。だから食べすぎたら、その前後で調整しています。時々息抜きしたいなってチートデーは、肉からのマカロンですね。甘いとしょっぱいのルーティーンが最高なんですよ。あとカレーにシナモンパンとか。
H これずっと言ってるんですけど、本当に意味がわからない!(笑)僕は、栄養バランスはわりと考えてます。朝・昼は好きなものを食べて、夜はサラダだけとか。ただサラダ食べるだけにしても、キノコ系とか豆を摂るようにしています。
R 本来はそうあるべきだと思います(笑)。あと、パン食べた日は悪夢見ない?
H それもずっと言ってる(笑)。体質的に合ってないんだよね。トリガーになってるんじゃない?「パンめっちゃ好きなのに~」って。
R そうなのかも。毎回大好きなパンを食べるたびに悪夢を見てるイメージです。

─ 「かっこいい」と「かわいい」、言われて嬉しいのはどっち?

R 褒めてもらえるだけで嬉しいです!
H ずるいそれ!(笑)僕はかわいいって意外と嬉しいんですよね。まあでも、どっちも素直に嬉しいです。路己は、ギャップがあるんじゃない? 普段はかわいいけど、ダンスのときはかっこいい。
R 僕も「かわいい」が多いと思います。大夢くんも結構ギャップあると思う。大夢くんって写真で見ると中性的で綺麗な顔じゃないですか。けど実際に会うと背丈とかシルエットに色気があって、男っぽいというか、会った人みんな「かっこいい」って言うんですよ。
H いやいや、ありがたいです。

─ ご自身の性格を一言で表すと?

H マイペースです。例えば練習とか制作でできない部分があって、周りから「こうした方がいいよ」って言われても、自分のペースで全部やらないと気が済まないんです。まだ落とし込めていない段階の自分を見せるのも嫌で、ちょっと今は放っておいてほしいなっていう時間が必要なタイプです。
R でも別にローペースなわけじゃないよね。ハイペースなマイペース。僕の性格はなんだろう……。
H 完璧主義者。
R そうなのかな? そんなことないと思うんですが、でも確かに完璧じゃないと気が済まないタイプではあります。全然完璧になったことないんですけど。真面目&変人?
H 変人が勝つかな?(笑)
R 奇人? 奇人の「奇」に「真面目」で、「奇真面目」でお願いします。
H ハハハ!
R 大夢くんはステージとかで結構スッとその世界に入れるんですよ。でも僕は時間がかかっちゃうタイプなんです。あとは、急に思い出し笑いしたり、独り言でずっとしゃべったり、周りからは奇行だったりするみたいです。
H 奇行(笑)、ありすぎるよね。
R ふざけてるわけじゃないんです。自然に出ちゃうんですよね。でも周りのみなさんが優しいので許してもらっています。

─ 壁にぶつかったときはどう解決していますか?

H たぶん考えすぎると悪い意味でゾーンに入っちゃうので、全然違うことを考えたり、違う曲を聴いたりします。それでふとしたときに問題を思い出して、答えに辿り着く、みたいな感じです。
R 僕は書き出します。頭の中でパンクするくらい考えていても、書き出してみたら「あ、意外と問題は多くないな」ってなります。あとは自分とちゃんと向き合う。例えば何か失敗したときは、「100%でできていたのかな」、「今の僕はどう見えるんだろう」、「ファンの方が応援してくださるに値する自分でいられているのかな」とか考えて、違うと思ったらもっと頑張ろうと思います。
H やっぱり真面目ですね。でも書き出すって面白いね、やってみよう。

─ この世界を目指したきっかけはありますか?

H 僕は元々人前で歌うのが好きだったんです。最初はダンスをやっていなくて、歌先行で始めました。小学生の頃、友達の前で歌った時に「いいね」って言ってもらえることが多くて。その頃って恥ずかしくてみんなの前で歌うのってなかなかできないじゃないですか。でも僕はそういうのが好きだったので、「楽しいな、人前で歌うの」って思ったのがきっかけです。幼少期から歌が日常に溢れている家だったので、歌が好きだなと思ったのは本当に5~6歳の頃です。家族みんなでカラオケに行ったり、親戚が集まる会でもみんなと一緒に歌ったり。音楽って、その時間やその場所とか、思い出の一部になるじゃないですか。記憶に残るなと思って、好きです。
R 僕は小さい頃からこの芸能の世界に憧れがありました。でも生まれた時からずっとぽっちゃりだったので、なれる人生じゃないと思ってたんです。ただ、僕が小5くらいの時に姉がデビューして、近くで芸能の世界で頑張っている人がいるっていうのが、本格的に僕も頑張ろうと思ったきっかけです。そこからダイエットを頑張って、歌とダンスを始めました。いろんな方の影響がありますが、やっぱり姉の影響は大きかったと思います。小さい頃から、姉の後ろを付いて回っていることも多かったので、自然とリスペクトしていたんだろうと思います。あとは、「姉ができるなら、いけるだろ!」って。そういう勘違いから始まった感じです。

─ 2025年は振り返ってみてどんな年でしたか? また、2026年はどんな年にしたいですか?

H “繋がり”を感じた年でした。ROIROMとして活動することになったのも、路己と昔からの繋がりがあったし、タイミングもいろいろ重なったり、昔から縁のある事務所でやらせていただくことにもなりました。先日のデビューショーケースもたくさんの方々が繋げてくれて、いい環境といい人間関係のなかでやらせていただきました。今年新しく出会った方々も、今後ずっと繋がっていくと思いますし、人と環境に恵まれているぶん、これからもこの“繋がり”を大切にしていきたいなと感じさせられる一年でした。2026年は、こうしてROIROMを結成して、少しずつ活動のスタートを切って、いろんなことをやらせていただくなかで、やっぱりcHaRm(ファンネーム)のみんなへの恩返しがしたいなと思います。それに加えて、いろんな人にROIROMを知ってもらえるようにしたいです。cHaRmが胸を張って、「みんな知ってるでしょ」って言えるぐらいのビッグになれるように、活動としても、人間性としてもリスペクトを持っていただけるような一年にしたいです。
R 2025年は、大夢くんも言っていた通り、周りに恵まれているなとあらためて感じた一年でした。今まではみなさんにいただくばかりだったんですが、有明アリーナに立っている姿を、歌やダンスを始めた頃からお世話になっている先生方に見ていただけたりして、少しずつみなさんにお礼ができるというか、恩返しができる場所に立てた一年だったなと思います。僕らふたりだけじゃなく、関わってくださる方みんなでROIROMチームとして一丸となれた一年だったし、ROIROMをスタートしてから出会った方々も本当にたくさんいるので、その繋がりを今後も広げていけたらなと思います。2026年も今まで以上に自分に厳しく、本当にやりきったなと思うことができるようにしたいです。

─ 今後挑戦してみたいことはありますか?

H ツアーは絶対にやりたいです。今回のショーケースでは、グッズも僕たちがそれぞれデザインを考えたものもあったのですが、今後も携わっていきたいなって思いました。ライブをやるにあたってグッズはすごく大事な要素のひとつだと思うので、自分たちの好きなものをもっともっと共有できたらいいなと思います。ライブも、目や耳だけでなく五感で楽しんでもらえるようにしたいです。ファンの方の「こういうのやってほしい!」という声も、なるべく実現させたいです!
R ショーケースでたくさんのcHaRmのみなさんにお会いしたんですけど、やっぱり「行くのが難しかった」という方もなかにはいらっしゃったので、もっと多くの機会をつくっていけたらなと思うし、それを実現できるROIROMでありたいなと常に思います。

ROIROM

国内外のサバイバルオーディション番組に出演し、視聴者から高い支持を集めた 本多大夢と浜川路己によって2025年に結成されたアイドルデュオ。2025年11月 には有明アリーナでショーケースを開催し、本格デビューを飾る。音楽にとどま らずビューティ分野でも活動の幅を広げ、次世代のニューアイコンとして多方面で 注目を集める。プレデビューシングル「Dear DIVA」「My Princess」が配信中。


Photography TOSHIAKI KITAOKA @L MANAGEMENT
Hair & Makeup YUSUKE TOKITA @ECLAT
Styling YOH U @TRON
Edit & Interview YUKA ENOMOTO

こちらの情報は『CYAN MAN 2026年2月号』に掲載された内容を再編集したものです。