アイドル・俳優として躍進する 山中柔太朗のアフタートーク
06 Dec 2024
現在公開中の大ヒットコミックの実写映画『あたしの!』で人気キャラクターを演じた山中柔太朗。5人組アイドルグループ『M!LK』のメンバーとして活動しながら、俳優としても話題作に多数出演するなど、活躍の幅を広げる彼の美容ポーチの中身から、ドラマについてや今後の目標までを伺った。
─ 撮影はいかがでしたか?
楽しかったです!衣装も自分では、意外と着そうで着ない雰囲気でした。ちょっと古着テイストも混ざってるようなものも好みなので、気分が上がりました。メイクでいうと、ブラウンのリップとか、すごくいいですね。ファッション系のパーティーなどに遊び行くときに、リップを塗るのもおしゃれかなと思いました。
─ 衣装のプロデュースなどもされているそうですね。
はい、自分で手書きでデザインしています。洋服が好きで、スタイリストみたいなことがしたいという思いが漠然と昔からあって。事務所に相談しているうちに、グループのライブの衣装を手がけるようになりました。
─ アイディア源はどこから?
コレクションからヒントを得ることが多いです。あとは、雑誌やInstagramをたくさん見たりだとか。一般の方がアップしているコーデなどにアイディアをもらうことも多いです。
─ ビューティのこだわりを教えてください。
もともと肌が強い方ではないので、スキンケアは日々しています。美顔器も使うし、スチーマーも持ってるし、スキンケアアイテムもブランドで揃えています。美容液だけは3種類くらいをローテーションして、日によって変えています。
─ 食事など気をつけていることとかありますか?
特にはないです。制限せず、好きにやらせてもらう代わりに、肌が荒れるのは食事や睡眠が原因だと自覚しているので、ビタミン系のサプリを飲んだりすることで補っています(笑)。ストレスを溜めずにいる方が大事かなと思っています。あとは運動。今もサッカーやフットサルはやっています!それから、基本的にダンスもするし、リハでものすごい動く。最近はランニングしたりと体力づくりは普段からしています。
─ 気に入っている香りアイテムはありますか?
そんなに香水をつけるタイプじゃないんですが、ウッド系の香りが好きでルームミストなどはたまに使います。他のメンバーはわりと香水をつけているので、ライブ前とかに「これつけていい?」って借りたりしています(笑)。
─ 現在公開中の映画『あたしの!』では、どんな役どころでしょうか?
『あたしの!』は、主演の渡邉美穂さん演じるあこ子と、INIの木村柾哉くん演じる直己、そして齊藤なぎささん演じる充希との三角関係に、僕が演じる成田も加入……かと思いきや、アドバイスに徹するみたいな役どころです。バカなふりをして意外と周りを見ていたりするキャラクターなんですが、周りを見たり、気遣い屋なところは自分と近しいのかもしれないなと思います。作品内でも仲良しグループという設定なので、共演した3人とはだいぶ仲良くなりました!撮影の空き時間にカードゲームしたりとか、謎にペットボトルを立てる遊びをしたりとか、楽しかったです。
─ 見どころは?
普通のラブコメと思いきや、観た人がいろいろと感じる作品になっていると思います。それぞれの役の感情が大きく動く中で、僕が演じる成田だけは変わらずにみんなを見守っているのも、またコントラストになっているのかと思います。成田は原作でも人気キャラクターで、多少プレッシャーもありましたが、先生ともお話する機会がたくさんあって、褒めてくださったので、自信をつけて臨むことができました。
─ 今後の意気込みを教えてください。
今後は、ちょっと怖い、サイコパスみたいな役もやってみたいです。あとは、時代劇。俳優として幅を広げることができたらいいなと思っています。
─ ありがとうございます。最後に、今年のクリスマスのプランを立てるとしたら?
毎年仕事してるので……(笑)。やっぱりパーティーとかしたいです。誕生日が12月23日なので、だいたい誕生日会とクリスマスが合同になるんですけど。久々に、家族と過ごすのもいいなと思います。クリスマスを家族と過ごすって、意外と良くないですか?友達と過ごすのもいいけど、この歳になると実家に帰ることも少なくなってしまうし、家族でのクリスマスパーティーなんてもう何年もやってないので。プレゼントはリアルな話、家電とかですかね。「いらない」って言われちゃうんで、絶対に使うものを渡して使ってもらいたいです(笑)。
山中柔太朗
2001年12月23日、栃木県出身。俳優としてドラマ「飴色パラドックス」(MBS)では初W主演を務めた。今後も数々の待機作が控え、ネクストブレイク俳優として注目を集めている。幸田もも子の大ヒットコミックを原作にした実写映画『あたしの!』が公開中。「M!LK」のメンバー。
Photography: RYUTARO YAMAGUCHI
Hair & Makeup: TOMOMI SHIBUSAWA(beauty direction)
Styling: HARUKI UCHIYAMA(TRON)
Model: JYUTARO YAMANAKA
Edit & Text: TOKO TOGASHI
こちらの情報は『CYAN MAN 2024年12月号』に掲載された内容を再編集したものです。