妄想週末トリップ。

CYAN MAN ISSUE 03 に板垣李光人が登場。スペシャルインタビューの内容をウェブでもお届け。

ー 撮影お疲れさまでした！ヘアとメイクのバランスによって、4ルックとも全く違う印象になりましたね。

ニュアンスメイクが新鮮でした。ヘアセットも普段は帽子を被っちゃうので自分ではここまでやらないんですが、前からウィッグは欲しいと思っていて。地毛でやるにはなかなか難しそうなカラーやシルエット、自分で絶対セットできないヘアスタイルとか。仕事柄どうしても自分の意思では髪型を変えられないので、ウィッグで気軽にヘアチェンジしたいです。

ー 現場がざわつくほどすっぴんもきれいで驚きました。普段はどんなケアをされていますか？

ありがとうございます。コスメは、百貨店の化粧品フロアに行って新作をチェックしています。秋冬はとくに乾燥しているので、スキンケアは保湿を念入りに。あとは、とにかくストレスフリーでいることですかね。我慢してまで食事制限をしたり、気にしすぎても良くないので、なるべくストレスをかけないように心がけています。撮影が続くと生活リズムが不規則になりがちなので、そんなときは好きな葉物野菜をよく食べます。もともと代謝がいいので、じつは体調管理もそこまで気にかけたことはないんです。

ー 負担にならないケアは大事ですね。ちなみに今回の撮影は「妄想週末トリップ」がテーマでしたが、もし週末にお休みがあったら何をしますか？

うーん。2～3日のお休みって難しいですよね……。行けるなら沖縄ですかね。個人的に10～11月くらいの沖縄は気温が過ごしやすくて好きなんです。真夏に行ったとしても僕は海に入らないので(笑)。

ー 12月に発売されるアニバーサリーフォトブックの見どころを教えてください！

今回のフォトブックは、19歳の終わりから20歳にかけて全3回に分けて撮影しました。それぞれの期間が空いているので、その時の役柄に合わせて髪型や髪色も違いますし、18歳で出した前回の写真集よりも、多くの作品を経験させてもらっているので、よりいろんな表情の僕を楽しんでいただける一冊になったかなと思います。

ー 印象深かった撮影はありますか？

20歳の誕生日に撮影したルックは、僕がアイディアを出してやらせてもらったお気に入りです。ファッションシュートのようなムードでいつもと違う一面が見れると思います。ほかの2ルックは、19歳の時に撮った10代らしいナチュラルなもの、20歳になって数ヵ月経ったクールな印象のもので、衣装やロケーションも対照的になっています。

ー いろんな表情が見られるのは楽しみですね。19歳から20歳にかけて心境の変化などありましたか？

お酒を飲めるようになったくらいで、正直あまり変わらないですかね。仕事に関しては、今までもずっと好きなことをやらせてもらっていますが、たぶんこの先もそこはキープしつつ、いろんなことにも挑戦していくマインドは変わらないのかなと思います。ただ、表舞台に立っているときはやはり何かしらの皮を被っているので、役を背負っていない素の自分は透明でいたいし、そうあるべきだと思っています。いろんな面を見せていきたい気持ちがあるからこそ、自分自身は透明でいたいですね。

ー 最後に、ビューティを楽しむメンズ読者にアドバイスをお願いします。

今回の撮影でも挑戦したコントゥアリングなどは、骨格がしっかり出ている人のほうがきれいに映えると思うんです。そういった人だからこそ似合うメイクもたくさんあるんですよね。初心者の方なら、小鼻の赤みを消すだけでも顔の印象がシャープに見えたりしますし、「とりあえずやってみる」くらいのラフな気持ちでメイクを楽しめればいいのかなと思います。

Profile

板垣李光人
Itagaki Rihito

2002年1月28日生まれ。フジテレビ系木曜ドラマ『silent』に出演中。12月23日より出演映画『かがみの孤城』が公開予定。

Information

板垣李光人 20th アニバーサリー フォトブックが発売中

板垣李光人 20th アニバーサリー フォトブック『Interlude』
価格 : ¥2,500(税抜)

PHOTOGRAPHY MOTOFUMI SANNOMIYA (TRIVAL)
HAIR & MAKEUP OYA (KIND)
STYLING NOBUYUKI IDA
MODEL RIHITO ITAGAKI
EDIT & TEXT YUKA ENOMOTO, TOKO TOGASHI
TEXT ARISA SATO

こちらの情報は 『CYAN MAN ISSUE 03』に掲載された内容を再編集したものです。