クリーンな印象へと昇華する センタークリースのディテールに注目
18 Sep 2024
デニムルックが再燃している。今の僕らが穿きたいデニムはどんなだろう。オーセンティックなだけじゃない、デザイン性も兼ね備えた6つのブルーデニムスタイルにフォーカスオン。
CENTER CREASE
元々スラックスのディテールだったセンタークリースも、いまやデニムのスタンダード。フォーマルのエッセンスを取り入れて、ジーンズをもっとモダンに、もっとクリーンに穿きこなそう。
WESTOVERALLS
- denim ¥27,500 by WESTOVERALLS / STALL SHOWROOM
ウエストオーバーオールズのジーンズは本当に気が利いている。こちらのスタプレ見えする一本は、アウトシームとインシーム両側から日本人の脚の形に合うようにライン調整を行い、膝位置を高く設定することですっきりとしたシルエットを実現。穿きこんで膝が出てしまってもシルエットが崩れないような設計になっている。ベルト裏にはタックインの際に移染を防ぐためのゴムを取り付けるなど、かゆいところに手が届いたこだわり仕様。
NEAT
- denim ¥44,000 by NEAT / NISHINOYA
アメリカンシーアイランドコットン100%の12.2ozデニムを使用したオーセンティックなチノパン型のジーンズはニート製。深めに入った2タックでワタリ幅をゆったり取りつつ、裾にかけてゆるやかにテーパードをかけることでスラックス然とした仕上がりに。チノパン、ジーンズ、スラックス。パンツの王道トリオをミックスした良いとこ取りの一本は、いなたさとクリーンさを兼備した、どこか懐かしさを感じる佇まい。
TANAKA
- denim ¥30,800 by TANAKA
ももまわりにゆとりを持たせ、腰の位置からセンタークリースを入れることでスラックスライクな着こなしが楽しめるタナカのシグネチャーモデル。程よくゆったりとしたセミワイドフィットで、スタイルを問わず幅広いアイテムにマッチする。限りなくブラックに近いダークインディゴの色味を活かして、黒スラックス感覚でソリッドに穿きこなしたい。生地にはメイドインジャパンのプレミアムセルビッジデニムを使用。
Photography TAKAKI IWATA
Hair & Makeup TOMOMI SHIBUSAWA (beauty direction)
Styling TAKESHI TOYOSHIMA
Model SEGA (TOMORROW TOKYO)
Edit & Text YUKA ENOMOTO
Text SHO IWATA (Sea LLC.)
こちらの情報は『CYAN MAN 2024年6月号』に掲載された内容を再編集したものです。