デニムルックが再燃している。今の僕らが穿きたいデニムはどんなだろう。オーセンティックなだけじゃない、デザイン性も兼ね備えた6つのブルーデニムスタイルにフォーカスオン。

TWO-PIECE SET

難易度が高いぶん着こなせれば最高にクールなのがデニムのセットアップ。モダンに着るなら、ちょっと遊びを利かせたハードじゃないものが最適解。自分の感性に正直に、ビビッときたものを選んでみよう。

YOKE

1. denim jacket ¥82,500 pants ¥71,500 all by YOKE / ENKEL

ブラックデニムをブリーチしたあとに染色することでスモーキーなフェードカラーを実現した、ヨークのデニムセットアップ。ジャケットは襟、裾、袖を、パンツは裾とウエスト部分をカットオフ仕様で仕上げつつ、同生地のベルトが付属するパンツにはタックを施してスラックス然とした佇まいに。全体的にゆったりとしたサイズ感で仕上げることで、いわゆるデニムセットアップにはないリラックスムードを感じるツーピースが完成。

A.P.C. × Natacha Ramsay-Levi

1. denim jacket ¥77,000 pants ¥60,500 all by A.P.C. × Natacha Ramsay-Levi / A.P.C. CUSTOMER SERVICE

フランスの女性デザイナー、ナターシャ・ラムゼイ＝レヴィが監修したアーペーセーのインタラクションコレクションは、着る人の個性を引き出すフェミニンかつマスキュリンなラインナップ。綺麗な色落ちのショート丈ジャケットとストレートジーンズは、カットオフされたジャケットの裾やキャラメルカラーのステッチなど、要所要所に光る繊細なディテールで洗練された印象に。パンツはウエストドローストリング付き。

REVERBERATE

1. denim jacket ¥79,200 pants ¥63,800 all by REVERBERATE / ELIGHT Inc.

独創的なパターンメイキングを得意とするリバーバレイトの技が光る、ソリッドな身ごろに思い切ったボリュームスリーブを取り入れたデニムジャケット。ボトムスは着回しが利くスタンダードなストレートシルエット。ネップ感のある柔らかなインディゴデニム生地が上下のアイテムを繋ぎ止める役割を果たしている。ユニークなサイズバランスのジャケットと潔いストレートジーンズのアンバランスさを楽しめるセットアップ。

Photography TAKAKI IWATA
Hair & Makeup TOMOMI SHIBUSAWA (beauty direction)
Styling TAKESHI TOYOSHIMA
Model SEGA (TOMORROW TOKYO)
Edit & Text YUKA ENOMOTO
Text SHO IWATA (Sea LLC.)

こちらの情報は『CYAN MAN 2024年6月号』に掲載された内容を再編集したものです。