#君に贈りたい一冊

本屋で待ち合わせ。先に着いた君がどの棚にいるか、すぐ分かるのが僕の特技。気になった数冊を抱えて喫茶店で黙々と読破。僕の気持ちを代弁したワンフレーズに出合ったから、君の本の山にこっそり混ぜておくね。

本屋での待ち合わせって、先に着いたら相手の好きそうな本を探しちゃうし、後から着いたらきっと君はあの棚にいるだろうなって予想するし、実はちょっとロマンチック。買った本は、それぞれ読んでプレゼンし合ってもいいし、交換して読んで映画のあとみたいに感想を語り合ってもいい。

三浦「日常のちょっとしたプレゼントとして贈っても、相手を思っている感があって◎。もし僕が本を贈るなら、『好き好き大好き超愛してる。』の冒頭の一節。大切な人たちへの……特に恋人への自分なりのスタンスを言い表してくれている気がするから。」

三浦希

ファッションやカルチャーなどのジャンルでライター・編集者として活躍する傍ら、モデルとしても活動。好きなものはお酒と古着。

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NOZOMU MIURA｜RECOMMEND

お酒を飲みながら、読みふける夜

気の向くままに読んで、飲んで、話して。「twililight」

新刊書店であり、古本も扱い、他にもレコードやシャツや靴下を販売し、ギャラリーでもありカフェでもアトリエでもある……そんないろんな顔を持つ本屋さん。だからこそ、過ごし方も自由。コーヒーやお酒を飲みながら2人それぞれ本を読んだり、アートを眺めて感想を言い合ったり、屋上でぼーっとしたり。気取らず、自分たちらしく過ごせる空間だ。

三浦「どこかレトロな空気感もある落ち着く店内で、お気に入りの本を見つけ、一杯飲みながらお互い黙々と読む。そんな時間がお気に入り。」

本との偶然の出合いを、ビール片手に「B&B」

本も好きだけど、お酒も好き。という2人の願いを叶えてくれるのがB&B。ビールを飲みながら、ふと目にとまった本を手に取ってみる。検索したらすぐに見つかるネット書店でも、全てが網羅されている大型書店でもなく、このお店でしか出合えないような「無駄」たっぷりのセレクトが魅力。自分はもちろん、相手にハマりそうな本を探しながら店内を探索しよう。

三浦「どちらかが残業で遅れる、というときもビールと本があれば待ち時間は気にならない。見つけておいた本を、あとからシェアして読むのもまたGOOD。」

Photo RYOSUKE YUASA
Edit & Text MIYU KONO, SAYA KAMIMURA (VIVACE)